日仏両国のクライアントのニーズを満たし、スムーズに業務を遂行。
Tsuji France Lawは、 フランスの企業法務を取り扱っているフランスの法律事務所です。 当社のクライアントは9割近くが日本法人で、フランスに出店される方、 すでにビジネスを展開されている方をメインにサポートしております。 お客様のフランス出店のサポート業務は弊所の得意分野としております。 今まで数々の日本法人のフランス進出のサポートをしてまいりました。
専門分野EXPERTISES
営業権譲渡 Cession de fonds de commerce 会社法(会社設立、組織再編、M&A) 商事取引 訴訟(商事取引) 滞在許可証申請
理 念
Tsuji France Lawは、お客様のニーズと真摯に向き合い、何が最善のアプローチであるか、何が最善の解決方法であるかを検討し、フランスの法律システムや法習慣に基づいてアドバイスいたします。
日本の企業がフランス投資の際に直面する様々な問題について、これまでに蓄積してきた知見や経験をもとに、法的および、実務的な側面からお客様をサポートし、問題解決及び、企業活動の発展に向けて、貢献することを基本的な理念としております。
協 力
Tsuji France Lawでは、案件ごとに弁護士のほか、必要に応じ、各専門分野に精通する外部の公認会計士や、翻訳スタッフ、建築士や不動産業者などのネットワークを構築し、的確に業務を遂行できる体制を敷いております。
実 績
Tsuji France Lawのクライアントは9割近くが日本法人です。ファッション業界、飲食外食産業、エステ産業、雑貨販売業界、教育産業など、幅広い業界の法人をサポートさせていただいております。長期にわたる、強い信頼関係で結ばれたお客様を多数有していることがTsuji France Law事務所の誇りです。
弁護士&スタッフ紹介
代表挨拶
フランス企業法弁護士 2010年パリ弁護士会登録
代表弁護士辻 昌 子
はじめまして。当事務所の特徴として、私の経歴を少しお話しします。
私は、親が転勤族だったため、幼少期からあちこちで過ごしました。
7歳から14歳までは、北フランスの田舎であるピカルディ地方で過ごしました。日本語が全く通じない、食べるものも全く違うという環境で過ごすこととなり、初めは苦労しました。この状況を乗り越えるべく、夏休みに1ヶ月間、親元を離れ、フランス人と混じって林間学校で過ごし、その結果、まるでフランス人のようになりました。
私はネイティブ並み且つ北訛りのフランス語が身につきました。
フランス文化はしっかりと吸収したものの、14歳で日本に戻ることとなり、再び異なる環境で過ごすこととなりました。
このおかげで、両国の教育を受ける事ができました。
学生時代は、競技スキーにどっぷりはまり、大学を卒業後、敢えて、日本社会の保守的イメージがある当時の銀行に就職する事を選び、日本社会にどっぷりと身を漬け込む事で、日本の社会人としての常識を身につけました。
その直後、フランスの法律を学ぶために留学し、フランスにて弁護士資格を取得しました。
弁護士になる前には、日本の法律事務所や日本の銀行、日本法人の法務部、フランスに民間企業の法務部での勤務の経験をする事で、ここでも法律家としての日本的な社会経験も身につけました。
司法修習期間には、大手法律事務所やパリ高等裁判所にて裁判官と訴訟案件について議論し、判決文を書いていました。この経験により、弁護士としてだけではなく裁判官の考え方も学ぶ事ができ、それが今の仕事に生きています。
フランスの厳しい弁護士試験を突破した後の、研修先の法律事務所では、司法修習生間の熾烈な競争を経験しました。
研修先がそのまま就職先になるため、受け入れ先の事務所が決まった後も、そこで司法修習生同士が繰り広げる競争は凄まじいものがありました。
フランスは弁護士人口が多く、法律事務所に入ってからも競争社会に揉まれて鍛えられましたが、今の自分があります。
この経験があるからこそ、当事務所は両国のクライアントのニーズを満す事ができ、スムーズに業務を遂行できると感じています。
[ 学 歴 ]
- ・国際基督教大学高等学校
- ・中央大学法学部
- ・パリ第2大学法学部ビジネス法修士
- ・パリ第10大学国際商法職業専門修士
- ・パリ第2大学司法教育研究所
- ・司法修習学校
[ 仕事以外の趣味 ]
- ・育児
- ・インラインスケート
- ・スキー
[ 経 歴 ]
- ・UFJ銀行東京本部
- ・エア・フランスカーゴ社、バリ・カルボ社法務部 – 研修
- ・ローラン・デュボワフランス法律事務所提携TMI法律事務所 六本木ヒルズ
- ・パリ高等裁判所 – 研修
- ・ファストリテイリング社、法務部 東京本部 – 研修
- ・Herbert Smith法律事務所 パリオフィス
- ・CVML法律事務所 パリオフィス、東京オフィス
アシスタント
高橋 好美Konomi TAKAHASHI
私は、体を動かすことが好きで中学生の頃は陸上部で走り回り、高校時代はバドミントン部でシャトルを追いかけ、大学では寒いのは嫌いでもスキーサークルで学生時代の思い出を作りました。
クラブ活動やサークル活動を通して、多くの人の輪の中で、自分の立ち位置や相手の思いを感じることを身につける良い機会を得ながら、学生生活を終えて社会人の世界に入りました。
関東の金融機関で働くこと21年間。忙しい仕事の中でも、自分らしさを失わないために見出した時間をピアノを弾いたり、歌唱のレッスンを受けたり、ゴスペルに参加したりということに当て、身体を動かしていることの楽しさは忘れられず、フラダンスのレッスンも通いました。
フランスに住むことになったきっかけは、友人と初めてフランスへ来た時でした。
海外旅行は初めてではなくて、以前にグアムやハワイには何度か訪れたことがありました。 しかし、その時には観光の意識程度しか感じなかったのですが、フランスではその中で暮らす衣食住の文化の素晴らしさや長い歴史の移り変わりが失われることなく、まだしっかり残されていることが実感できる国であることがわかりました。 もちろん、長く暮らしてきた日本も素晴らしい国であり、その文化も穏やかさや優しさを感じられますが、日本とは全く異なる様々な文化の色をもつ世界で、自分をより大きくして生きてゆきたいと思いました。
ヴェルサイユ宮殿で知り得た当時の民衆や王侯貴族の世界から、華やかさや貧しさが現在にも存在するのを知ったり、ロワール川流域で発達していたフランス語の標準語を身につけて生活する楽しみも覚えました。
色々な立場にいらっしゃる方々が、ここフランスで生きていく人たちが快適に生活できるためのお手伝いができるお仕事が私たちの役目であると思います。
[ 学 歴 ]
- ・駒澤短期大学 英文科
- ・Institut Catholique de Paris
[ 趣 味 ]
- ・身体を動かすこと、音楽鑑賞、歌うこと、料理
[ 経 歴 ]
- ・横浜信用保証株式会社
法務
ミリアム・ベンマルズックMyriam BEN MARZOUK
バカロレアを取得した後、私は自分の道を見つけるのに苦労しましたが、私は元々正義感が強いので、法律を学ぶことにしました。勉学および将来の仕事にやりがいを見出せることに重きを置きながら、私はリール第 2 大学で法律を学ぶことにしました。
当時の私にとって、やりがいとは、私の情熱と勉強を結びつけることでした。
日本文化に強い魅力を感じた私は、大学に通いつつ、リールの日本人会で日本語のレッスンを受講するようになりました。
今まで手探りで生きていましたが、その瞬間から、きらりと光るものをキャッチしたような気分になり、「日本」を勉学や職業生活に取り込みたいと思うようになりました。
日本に関連するキャリアを築きたいという強い願望に導かれ、ビジネス法学の修士1を取得した後、Centre Franco-Japonais de Management学院にて日系企業経営の修士 2 を修了することにしました。これにより、1年目はレンヌで日仏経営の基礎を学び、2年目はパリの辻フランス法律事務所で研修を経てから、東京の東洋大学に交換留学をしました。
日本から戻ってきて、さらに法律の知識を増やしつつ、この豊かな経験を新たに活かしたいと強く思いました。そのため、エクス マルセイユ大学の国際ビジネス法修士 2 のヨーロッパ - 日本専攻で学び、国際法と日本のビジネス法を学び、新たに日本の中央大学に交換留学をすることにしました。
私は、世界や多種多様な文化に触れることに興味を持ち、自己啓発や自分の限界を超えることを常に心がけています。育ってきた環境や今までの経験のおかげで、仕事や日常生活で直面する問題に対し、はるかにグローバルなビジョンとより鋭い分析心を持てるようになったと思います。
フランス法、国際企業法および経営学の知識と広い視野を持つことを常に心がけていることは、フランスに進出をお考えのお客様をサポートするための私の主な資産です。
[ 学 歴 ]
- ・リール第二大学ビジネス法学士およびマスター1(修士)
- ・東洋大学留学
- ・IGR IAE レンヌ大学日本法人マネージメントマスター2(専門修士)
- ・中央大学法学部留学
- ・エックスマルセイユ大学国際ビジネス法マスター2(専門修士)